目から日焼けするって知ってた？？アイケアで差がつく紫外線対策

目から日焼けする理由

 脳は目に紫外線が入ったことを感知すると、シミの原因となるメラニン色素の生成を開始します。
これがシミなどのお肌悩みや肌老化を加速させる原因となるので、目の紫外線対策も必須です。

また、目から浴びた紫外線が角膜にダメージを与えると、目の痛みやかゆみ・充血につながります。
ダメージを浴びた目を放っておくと、紫外線ダメージを受けやすくなるり、最悪の場合は白内障などの目の病気を引き起こすこともあります。
基本の紫外線対策にプラス、目の紫外線ケアやアイケアを取り入れることで、美肌とキレイな瞳を保ちましょう。

目の紫外線対策ができるアイテム3選

1.サングラス

• レンズの色が薄いもの

• 自分の顔の形にフィットしているもの

2.コンタクトレンズ

UVカットタイプのコンタクトレンズは目に対する密着度が高く、日常の紫外線対策に役立ちます。
大切な黒目や角膜を守ってくれる効果が高いです。
ですが、コンタクトレンズで覆われていない白目の部分はケアできないため、他のアイテムやケアと装用することがオススメです。

3.日傘・帽子

日傘や帽子は紫外線からお肌を守ってくれるだけでなく、熱中症対策にもなります。
晴雨兼用の折りたたみ傘をバッグに入れてと便利ですね！
帽子はUVカット専用のものでツバが広いものがもっとも効果的です。

内側から目の紫外線対策ができる成分3選

1.ルテイン

ルテインは目の紫外線対策としてオススメNO1の成分です。
体内に貯蔵できるルテインの量も限られているため、毎日コツコツ継続的に補う必要があります。
脂溶性なので、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。

【ルテインの効果】

• 天然のサングラスと呼ばれるほど紫外線から目を守る効果が高い
• ブルーライトの光を吸収し、パソコンやスマホによる疲れ目を予防
• 抗酸化作用が高く、目の老化を予防
• 加齢による眼病リスクを下げる

【ルテインが多く含まれている野菜】

• 小松菜
• ケール
• ほうれん草
• 人参
  

2.アスタキサンチン

抗酸化作用が高く、美意識の高い方の間で話題の美容成分です。

【アスタキサンチンの紫外線対策としての働き】

• 紫外線による炎症からお肌を守り、日焼けの赤みを軽減
• お肌の乾燥を予防し、水分や保湿成分を保護
• お肌のうるおいを保つことで紫外線ダメージを最小限に
• 脳と目に直接効果をもたらす、強力な抗酸化成分
• 目から浴びた紫外線の炎症を抑制

【アスタキサンチンが多く含まれている食品】

• エビやカニの甲殻類
• いくら
• 鮭
  
  

3.ビタミンC

肌の健康を維持するために欠かせない栄養素ですが、体内で合成できないため、積極的に摂る必要があります。
水溶性ビタミンで、汗や尿で流れやすいため、少しづつこまめに摂取することがオススメです。

【ビタミンCの日焼けによる肌へのダメージを軽減する効果】

• メラニン生成の抑制： 紫外線によるシミやそばかすを予防
• 抗酸化作用： 肌細胞の酸化を防ぎ、肌老化を遅延

【ビタミンCが多く含まれている食品】

• 野菜：特に、ピーマンとパプリカは加熱してもビタミンCが壊れにくい。

• 果物：アセロラ・レモン・キウイ・いちごなど

• 芋類：特に、サツマイモやジャガイモなど

透明感ケアの美容サプリメントに対してよくありがちな誤解

各大手メーカーから、紫外線対策や透明感ケアとして販売されている美容サプリメントが「飲む日焼け止め」などの代名詞で謳われていることがよくあります。
美容部員として店頭に立っていると、夏になるたび「これさえを飲めば日焼けしないの？」「日焼け止めも必要ない？」「シミもできなくなる？」などの質問をとてもよく受けます。
結論、日焼けそのものを直接予防する効果があるわけではないので、必ず日焼け止めは塗りましょう。
透明感ケアの美容食品ができることは、紫外線による炎症を鎮めることやメラニンの生成を抑えることです。
基本の紫外線ケアと併用することで、より紫外線による肌老化を防ぐことができる。というのが正しい認識です。

まとめ